摂護山法蓮寺本堂屋根瓦葺き替え工事完成に伴う鬼瓦のお話

前回ご紹介した法蓮寺様本堂屋根瓦葺き替え工事において、本堂本棟西側に据えつけられておりました既存の鬼瓦を降ろして裏書きを調べましたところ、何と寛政11年11月未(1799年)制作の、今から212年前の鬼瓦と判明しました。また作者は、瓦師金七伈之なる人物と考えられます。そこで、この度、この鬼瓦を記念に残すため、社員の協力で鬼瓦を飾る木枠を作成し、鬼の裏書を写拓し説明分を付けて、本堂に飾れるよう奉納致しました。また東側の鬼瓦については、裏書きは有りませんでした。対の鬼瓦にしては、形状が違っておりますので、おそらく、何らかの理由で後年新たに作成されたものと考えられます。

①葺き替え工事前の西側の据え鬼。

②西側鬼瓦の裏面状況寛政11年未11月・・・・・の裏書きが有ります。

③検めて西側据え鬼の形状。

④同鬼瓦裏側の状況。

⑤裏書きの写拓・寛政11未11月  瓦師 金七 伈之 の記銘

⑥本堂西面据え鬼瓦の奉納・鳥休み付。

⑦本堂東側据え鬼瓦の奉納・鳥休み付。